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2005/05/05 1st day
5月5日 こどもの日。
ねずみ捕りカゴにまた、ねずみが捕獲されてしまわれた。今度のねずみに見覚えがあった。
しっぽの傷がなによりの証拠。数週間前捕獲したが、若いねずみと一緒にゴミ箱に監禁していたら、ゴミ箱の底を食い破って2匹とも逃走。あっぱれ。
その後若い方のねずみは3日後に再捕獲したが、当方の不注意により過食死した。
その後また、見事なオスねずみを捕獲したが、これも当方の不注意により、北海道のこの冷たい春雨のなかで凍死した。続けて捕獲されたのが、この問題のねずみだ。
なんと、このねずみ、今度は不注意で死なせまいと丁重に餌や藁をカゴに差し入れしたところ、5月6日の朝、なんと2匹の子ねずみを出産されたのだった。
なんと野ねずみの赤ちゃんなんぞ拝見するのは、当方にとっては子供のとき以来40数年ぶりのこと。おどろいたり、感動したり。
母ねずみの必死に子を守る姿をみてちと感動した。野ねずみは駆除の対象だが、つい、感情がうつってしもうた。
さっそくホームセンターに走り、カミさんと一緒に適当なハムスター用のカゴを買ってきて住まいとして野ねずみ親子に献上した。
よろこんだかどうかは定かでないが、母ねずみはさんざん脱出を試みたあげくにとうとうカゴのなかに設置された巣の中で赤ちゃんにおっぱいを吸わせはじめた。とりあえず一安心。