Home > 我輩は犬である
2005/06/13 39 days past
すっかり大きくなった「野ネズミ」。
ケージに入れて飼育中。
ケージをトントン叩いて
「おいで、おいで」と呼ぶ声に巣箱の中から出てくる。
とても臆病な性格でちょっとした物音にも驚いて、巣箱の中に逃げ帰ったり、ケージの中を走り回る。
エサを与えるとカワイイ両の手でしっかりつかみ、まず、巣箱の中に持ち帰り、リスのようにカシカシかじる。
ケージの中に手を差し入れて、
「おいで、おいで」をすると慎重に匂いを嗅いだりしたあと、手のひらの中に入って来る。
そこをつかむのだが、別段抵抗もなしに、ただ、しきりにめずらしそうに、匂いを嗅いだり、手のひらをなめたり、軽くかじってみたりする。
手を放すと逃走するので、つぶさず、逃がさず、怖がらせずの絶妙な感覚で手の中で遊ばせる。
野ネズミの体は信じられないくらいやわらかい。
頭骨とあばら骨の感覚はわかるけれど、全体の肉は非常に柔軟性がある。
これでは頭蓋骨さえ通過する穴さえあれば、らくらくと通り抜けられるというのもうなずける。
ところで、ポケットに入れて持ち歩くことも可能なくらいなついている。でも、お客様にホレ!と見せるとみんな引いてしまうのは計算外だった!
ナア、野ネズミ君!